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2023.09.20

[プレスリリース]【特許取得】商空間設備における効率化&省エネ化の実現へ新技術「コールドリクレイムシステム」 真逆の機器組み合わせで相乗効果を生み出す画期的な発明

【特許取得】商空間設備における効率化&省エネ化の実現へ
新技術「コールドリクレイムシステム」
真逆の機器組み合わせで相乗効果を生み出す画期的な発明

 商空間制作のプロフェッショナルモール集団、株式会社ラックランド(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:望月 圭一郎、以下当社)は、7月28日に『コールドリクレイムシステム』において特許を取得したことをお知らせいたします。

 コールドリクレイムシステムとは、運転の際に「温風を生み出す冷凍室外機」と「冷風を生み出すエコキュートの室外機」、真逆の機能を持つ機器を組み合わせ設置することで、吸引する空気をそれぞれ干渉させ、双方の機器の運転効率を上げて省エネを実現可能とする画期的なシステムです。(冷凍冷蔵設備とエコキュートシステムは双方とも大気中の熱エネルギーを用いて冷却、加熱運転を行っているが、年間を通じて逆の運転を行っていることから考案)また、エコキュートに導入される給水管と冷凍室外機の高圧配管との間でも熱交換を行わせることで、双方の機器においてさらに運転効率が向上します。

 ■特許取得の経緯
 当社は1970年より創業、業務用冷蔵庫販売とメンテナンスからスタートし、50年以上に及んで商空間における設備提案に取り組んでまいりました。設備機器運用の最適化を日々研究しており、設備機器に対しての原理原則について理解を高めることや様々なアイデアに対して即検証を行うことで設計技術の向上を図る取り組みの一環として、今回の特許内容のプランが挙がりました。
 本システムの研究においては、社内に専用の検証スペースを設け、1年超の実証結果をもとに温度や電力値を測定し分析・検証、試行錯誤を繰り返し行いました。また、機器の組み合わせによる相乗効果だけではなく、高温冷媒配管を水槽で冷やす過程をシステムへ組み込むことで、機器効率化へと繋げたことが、今回の特許取得へと至りました。
 本件は当社のノウハウを最大限に生かした提案を構築した結果となります。

 ■今後の展望
 本システムは現状に留まらず、今後もさらなる改良・改善を図りながら時代と共に進化を遂げていくシステムだと考えております。さらなる省エネ化、環境保全の課題の解決へ向け、社会の進歩へ挑み貢献できるよう技術発展させてまいります。

 当社グループは、設備分野の専門会社を数多く有しております。創業以来、店舗施設、商業施設、食品工場、物流倉庫などの幅広い事業領域も拡大する中で、時代の変化に適応しながら連携を図り、新たな技術と価値を創造し、提案と実現までお客様のご要望に全力でお応えできるよう100年続く企業として引き続き進化を遂げてまいります。

【特許 概要】
 特許番号 : 特許第7317179号
 名称   : 再利用システム及び方法
 発行日  : 2023/07/28
 特許権者 : 株式会社ラックランド
 ※「コールドリクレイムシステム」は、株式会社ラックランドより商標登録出願中です。
 

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