商空間制作のプロフェッショナルモール集団、株式会社ラックランド（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：望月 圭一郎、以下当社）の海外現地法人である台灣樂地建築股份有限公司（以下、ラックランド台湾）は、株式会社オーディオテクニカ（本社：東京都町田市、代表取締役社長：松下 和雄、以下オーディオテクニカ）の台湾現地法人である台灣鐵三角股份有限公司（以下、台灣鐵三角）の新工場棟内の試聴室を設計・施工いたしました。  

　ラックランド台湾は、台湾における日系企業様の商空間の設計・施工を支援することを目的として活動しており、この度、台灣鐵三角様の本社新工場棟の建設にあたり、製品試聴室の設計・施工を競争入札で受注いたしました。
　当試聴室は台灣鐵三角様が旧工場を30 年振りに建て替えた新築の新工場棟内にあり、無響室、電波暗室、クリーンルームなどと並ぶ新工場の要で、オーディオテクニカ様の新製品がここから生まれ、世界に向けて出荷されるという大きな意味を持った施設です。
　世界的音響機器メーカーの製品試聴室という、高い技術力と完成度を要求される施設を担当する責務を全うするため、当社グループの本社スタッフと台湾スタッフが強力なタッグを組み、オーディオテクニカ様の町田本社内 試聴室の性能と同レベルのものを目指し、音響設計から施工まで約1 ヶ月強の短工期で仕上げることができました。
　竣工時に実施した音響試験では、遮音性能、残響時間、室内騒音レベルにおいて町田本社内試聴室の性能に勝るとも劣らないとの高い評価をいただきました。また、室内環境は当社の強みである店舗施工の実績を活かし、製品テストのみならず、レコーデイングやミニライブまで行える施設に相応しい電気設備と調光・調色照明設備を設け、雰囲気や居心地にこだわった内装に仕上げています。  

　当社グループは、今後もお客様の特別な想いを実現できるよう、設計部門、施工部門をはじめとした商空間創りのプロフェッショナルモール集団として、邁進してまいります。