2017.05.30
[プレスリリース]【最新施工事例】大江戸温泉物語 長崎ホテル清風
設備・建築・内装・冷蔵・厨房技術を組み合わせた
独自のサービスを手掛けるラックランド
【最新施工事例】大江戸温泉物語 長崎ホテル清風
~都市型リゾートホテルの耐震補強とリノベーションを両立~
設備・建築・内装・冷蔵・厨房技術を組み合わせた独自のサービスを手掛ける商空間テック企業、株式社ラックランド(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:望月圭一郎)は、大江戸温泉物語株式会社本社:東京都中央区、代表取締役:森田 満昌)の運営する、大江戸温泉物語 長崎ホテル清風の改修事を行いました(工期:2016 年12 月25 日~2017 年4 月28 日)。
■テーマ
素晴らしい眺望を最大限に活かしながら、ホテル機能を阻害せず耐震補強を実施しました。中でも、最上階の露天風呂の設置が最重要課題でした。出来上がった建物に重い施設を載せることは構造上大変不利なことで、耐震補強を必要とする建物に重い施設を載せることは通常考えられませんが、今回はそこに挑戦しました。
■こだわり
当ホテルは眺望が素晴らしく、一般的な筋交いなどの補強案は眺望を阻害するため採用できません。さらに営業を継続しながらの工事の為、建物内部での補強も最小限にとどめる必要がありました。そこで、特殊なアウトフレーム工法の採用に加え、展望風呂の重量を考慮して最上階の補強も含めた建物全体の補強設計を実施しました。これは構造検討や補強計画からリノベーションまで一貫して設計施工できる、当社だからこそなし得たことです。
館内は黒・グレー・ベージュを基調としたモダンなトーンで構成し、和のエッセンスをちりばめることで、「大江戸温泉物語」らしさを演出しながら都会的な温泉リゾートを構築しました。新世界三大夜景として名高い長崎の夜景を一望できる立地特性を十二分に活かす配慮は、アウトフレームにとどまらず、ガラスに映りこむ光源を極力排除した照明計画や眺望を意識したレストラン計画、海と夜景に溶け込むように一段高く配置された浴槽など、視界を遮ることのない大パノラマを楽しむ空間を実現しています。